LibreELEC/OSMCでYoutubeアドオンをインストールする。【Raspberry Pi】

2023年2月7日

今回は、LibreELECでYoutubeを観れるようにします。OSMCも手順が同じなのでOSMCで見に来られた方も参考になると思います。

今回はサクッと終わると思いきや結構苦労したので誰かの役に立てばと思います。
Youtubeを観るのならOSMCでやった時の方がずっと楽でした。

と思ってOSMCにしたらOSMCの方でも同じエラーがでました。
Youtube Add-onがアップデートされて変わってました。

アドオンのインストール

アドオンのインストールはOSMCもLibreELECもどちらも同じです。

システム画面から「アドオン」を選択します。

検索で「Youtube」を検索します。

メディアソース 「YoutTube」を選択しInstallします。

インストールが完了したら初期設定です。

アドオンのインストールが完了しました。で試しにPopular right now(今の人気)を選んだらなんどエラー、OSMCの時はエラーでなかったのでOSMCでもやってみたOSMCでもエラー

でたのが以下の内容です。

Youtube: accessNotConfigured
project 294899064488 has been schedule for deletion and cannot be used for API calls.

察するにproject 294899064488のAPIの期限が設定されており、期限切れでYoutubeにアクセスできなくなったということだと思われます。

Githubにこんなことが書いてありました。

「APIKeyは削除しました。使用できるのは個人のAPIのみです。」と書かれています。
要は「APIKeyは消しました。これからは自分のAPIKeyでやってねー」ってことだと思います。

しょうがないのでAPIKEYの取得手順をいかに説明します。

APIKEYの取得

https://console.developers.google.com/

まず左メニューからダッシュボードを選択し、プロジェクトを作成します。

プロジェクト名は適当でいいです。わかりやすいように「youtube add on」としました。「作成」をクリックします。

左メニューより「ライブラリ」を選択(もしくは画面中央のAPIライブラリを選択)して「Youtube Data API v3」を選択し「有効にする」を選択します。

左メニューより「概要」より「認証情報を作成」をクリックします。
以下画像の通りにクリックしていってください。

クライアントIDもわかりやすい名前を入力します。

やっと登録ようのClient IDが発行できました。

APIKEYを作成しましょう。

APIKEYの設定

Raspberry Pi(ラズパイ)にもどってYoutubeアドオンのSettingsを選択します。

設定のAPIの項目を以下のようにします。

  • Enable personal API keys = 有効
  • API Key = なし
  • API Id = なし
  • API Secret = なし

Kodiを再起動します。

直接手打ちするのは間違いが起こるし、とても面倒なのでSSHで接続しコピペした方が楽です。それぞれいかに設定ファイルがあります。

LibreELEC

vi /storage/.kodi/userdata/addon_data/plugin.video.youtube/api_keys.json

osmc

vi /home/osmc/.kodi/userdata/addon_data/plugin.video.youtube/api_keys.json

api_keys.jsonを以下のように設定してください。

{
    "keys": {
        "developer": {}, 
        "personal": {
            "api_key": "作成したAPIKEY", 
            "client_id": "クライアントID", 
            "client_secret": "クライアントシークレットキー"
        }
    }
}

入力完了したらKodiを再起動すると完了です。

再生

再生の確認をしてみます。

完了です。

まとめ

今回はめちゃくちゃ大変でしたね。ここまでくるのに結構トライ&エラーを繰り返しています。

まさかOSMCでも同じことが起きるなんて・・・。

OSMCとLibreELECの大きな違いはRaspbianが入っているかいないかの違いだと思います。

Raspbianの入っているOSMCの方がRaspberry Pi(ラズパイ)でいろんなことがしやすいと感じました。

体感ですけどLibreELECの方が 動作が安定してサクサク動く感じがします。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。